伝説のファンクロック歌手死去、82歳 メンバーと確執、薬物問題抱える

 スライ&ザ・ファミリー・ストーンのフロントマンであったスライ・ストーンさんが死去した。82歳だった。呼吸が困難になる慢性閉塞性肺疾患(COPD)を患っていたというスライが、「安らかに眠りについた」ことを遺族が発表した。

 50年代初めに弟や妹3人とゴスペルグループ、スチュアート・フォーとしてパフォーマンスを開始、1952年に地元でシングルをリリースした。1966年には弟のフレディと互いのバンドを合体させる形でスライ&ザ・ファミリー・ストーンを結成、翌年にデビューアルバム『新しい世界』をリリース、『ダンス・トゥ・ザ・ミュージック』『エヴリデイ・ピープル』『サンキュー』など数々のヒット曲を世に送り出した。その中でも1971年発表のアルバム『暴動』は20世紀最高のアルバムの1つと数えられている。

 1975年に薬物問題やメンバー間の衝突が理由で活動を停止。スライはその後、さまざまなメンバーとレコーディングやツアーを行ったが、薬物問題により、音楽活動は下火となっていった。

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